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2024年 8月 3日 この夏、英語の勉強法!
こんにちは。担任助手1年の佐藤です。現在は東京大学文科一類に通っており、主に法や政治、フランス語を学んでいます。
東大をはじめとする難関大学では、英語の配点が非常に高い場合が多く、英語の成績が受験を左右すると言っても過言ではありません。そこで、受験にとって必須の、たこ焼きで言えばタコのように重要な英語を、いかにして勉強すればよいかについて、私なりの見解を述べたいと思います。それでは let’s begin。
①地道な勉強を怠らない
単語と文法は、英語の肺 lung と心臓 heart です。ここを疎かにしては、何も始まりません。Nothing starts. これらを身に付けるためには、単語帳や文法書による地道な日々の勉強が欠かせませんが、それらこそ英語の最も大切な部分なのです。逆に問いましょう。単語を分からずして、どのように英語を読むことが出来るでしょうか。文法を知らずして、どのように英作文を練り上げることが出来るでしょうか。東進生であれば、マスター1800の完修とメンテナンスは常識中の常識です。ここを当たり前にできるかどうかで全てが決まります。
②毎日触れる
英語の勉強は、しばしば「下りのエスカレーターを上る」ことにたとえられます。すなわち、上達はゆっくりな一方で、少しづつでも進んでいないとすぐに流されて実力が落ちてしまう、という特質がある科目なのです。したがって、日々少しづつでも英文に触れておくことが肝要になります。
③科学的知見の応用
エビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか。ドイツのエビングハウス氏が提唱した理論なのですが、それに基づけば、人は復習せずにいると1ヵ月後にはほとんど忘れてしまう一方で、24時間以内に復習すれば短時間でほとんど全てを思い出すことが出来、忘却と復習をい繰り返すうちに記憶が定着してゆく、というものです。この研究が示すのは、短いスパンでの復習の有用性です。学習したことを放置していると、その記憶を回復するためにかかる時間はどんどん増えてゆきます。翌日や翌々日を目安に復習を徹底するようにしてください。また、ソースは不明ですが、人間はそれぞれ異なる context で6回以上出会うと、その単語を覚えられる、というデータがあるそうです。したがって、最初のうちに完璧に覚えられなくても落胆せず、しかし様々な英文に触れることを通して、単語や文法事項を覚えてゆけると良いと思います。
④リスニング
毎日やろうエブリデイ。これに尽きます。音源などその辺にいくらでも転がっているので、自分で探して活用しましょう。特に東大受験生へ。リスニングは満点以外お話になりません!リスニングを毎日やらないなんて、東大に受かる気がないとしか思えませんよ!
⑤使えるもの何でも使う
自分は、名前がChatから始まってGPTで終わる最高の友人に、いつも英作文の添削を依頼していました。速いし無料なのでおすすめです。たまに何を言っているのか分からないこともありますが。そういった Technology や学校の先生も含めて、使えるものは全部使いましょう。これは英語に限ったことではありませんが、受験生は受験のアスリートですから、極限までストイックにならなくてはなりません。受かるために必要なことをやらないのは怠慢です!受かる気がないと判断されても文句は言えませんよ。