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2024年 8月 20日 8月共通テスト模試の復習法

模試お疲れさまでした!慶應義塾大学法学部政治学科1年の矢原響です!

皆さん8月をどのようにお過ごしでしょうか?勉強に旅行に部活に、充実した夏休みを過ごせていますか?

私は人生初のオーケストラの演奏会本番を経験しました。ブラームスの1番を演奏したのですが、ホルンソロを間違えてしまい、もう人生でブラームスは演奏したくありません、、、。

練習あるのみ!ですね!


さて、充実した夏休みで重要なことと言えば、共テ模試の復習です。模試はただ問題を解いたり、判定を見て一喜一憂するものではありません!共テ模試の本当の意義は復習にこそあると言っても過言ではないのです。そこで今回は模試の復習をするにあたって重要なポイントをお伝えできればと思います。

①解けなかった問題の精査

本番中に解けなかった問題、まずはその問題の精査から始めましょう。本当は解けるけど時間が足りなかったのか、知識のインプットが不足していたのか、それとも実力不足なのか、なぜその問題を落とすことになったのか、しっかりと分析したうえで、時間が足りなくて解けなかった問題に関してはその場で解いてしまいましょう。

②答え合わせと解答解説の確認

ひとまず全ての答案を用意したら、いざ自己採点です。ここで大事にしたいのが、点数で一喜一憂しないことです。その点数は所詮模試の点数です。使えることとすれば、志望校の合格最低点と照らし合わせて、あと何点伸ばせば受かる!と自信をつけたり、科目の点数のバランスを見て勉強時間の配分を考えるくらいです。

そして、間違えた問題やあやふやなまま解いた問題を中心にしっかりと解答解説を熟読しましょう。基本的に共通テストは8-9割、欲を言えば満点を目指していきたいところなので、そのつもりで苦手なところを徹底的に復習します。本番で間違える前に間違えられたのですから、模試で間違えることは良いことです。ただし、2度と間違えないことが肝要です。わからなかったところや、忘れていたところをまとめたノートを1冊作っておくとよいでしょう。もし本番でもう一度間違えてしまったら、、、悔やんでも悔やみきれません。

【英語】

基本的に共通テストの英文自体は難しくはありません。ではなぜ間違えるのかというと、その独特の出題形式であったり、時間制限によるものが多いです。独特な問題形式ではありますが、出てくるパターンは限られているので、間違えてしまった問題パターンをしっかり把握し、次はどうやって解くか考えておくとよいでしょう。時間制限の壁を打ち破る方法は多くはありません。たくさん問題に触れて、速読力(この場合は適度に飛ばしながら読む等)を磨いたり、時間配分を見つめ直したりすることが良いでしょう。英語に関しては、短期間での向上は見込めません。長い目で、受験本番に最大速で走れるような助走をつけていく感覚で勉強をしましょう。

【国語】

英語と打って変わって、共通テストの国語、特に現代文は難しいです。私は入試の時に立教大学を受験しましたが、正直共テの方が難しく感じたくらいです。現代文では、解答解説を読んで、なぜ間違えたかを分析しましょう。共テではどこまで深く読むべきかの細かいニュアンスに気を付けたいところです。古文漢文ではわからなかった単語や文法事項の確認に注力しましょう。古文漢文は勉強時間が少なくなりがちですし、新しい知識や単語もどんどん出てきます。模試を活用して新しい知識のインプットに繋げられると良いですね。

【社会】

共通テストレベルでは、知識のインプットと並行して問題文を読み取って解く問題への対応力を磨きたいところです。また、間違えてしまった問題の単元は、必ず教科書などを使って確認し、ノートにまとめるなどして、苦手な分野を明確にしましょう。

【理科】【数学】

以下は中嶋先生からのアドバイスです!

共通テストレベルでは、そこまで難しい問題はないので、解答解説を読んで、解き直しをするくらいにとどめてよいでしょう。共通テストに時間を割くよりも、問題演習や過去問に時間を割くべきです。

 

以上、共通テスト模試の復習についてでした!兎にも角にも、共通テストは回数を重ねるに限ります。

練習あるのみ!ですね!

 

2024年 8月 16日 共テ演習の夏!

 

2024年 8月 15日 休館日勉強できた?

こんにちは!担任助手1年の塚原です。

現在は慶應義塾大学の薬学部💊に通っており、物理化学や生化学、機能生理学などについて学んでいます。

 

11日から13日までの休館日が終わり、また朝から校舎で勉強することができるようになりました!夏休みにおける勉強時間の確保がどれほど重要かは、東進生のみなさんは既にご存知だと思います。その中で校舎での勉強ができない期間を与えられたこの三日間、みなさんは有意義に過ごすことができましたか?

 

まず受験生のみなさん、勉強する環境は変わっても引き続き過去問演習や苦手分野の補強に時間を割くことはできましたか?休館日だからといって勉強しないというようなことは受験生として言語道断です!毎日過去問に触れて大学特有の傾向を掴み、その大学に受かるためにはどの分野をどのようにどれくらい勉強すればいいのか、自分の中で解答を見つけることがこの夏休みの学習の大きな目標です。しかし、この休館日思うように勉強が進まなかった方もやはりいると思います。そのような人はここで気持ちを新たに切り替え、校舎に朝一番から登校し一日中勉強することで十分に遅れを取り返すことができます!”ここが最後のチャンス”だと思って下さい。ここで踏ん張れるかどうかで受験生としての結果が決まるといっても過言ではありません。

 

次に低学年のみなさん、受講やマスター、定石演習などは順調に進みましたか?十分に満足のいく勉強ができましたか?夏休みという長く自由な時間をどう活かすかはみなさん次第です!もちろん友人や家族と長期休みを満喫することも大切です。しかし、遊びすぎて勉強はおろそかになっていませんか?毎日勉強時間を確保できていますか?休館日が明け、また登校ができるようになるこのタイミングで今一度、夏休みの間どう過ごすべきか考え直し、自分自身のこれまでの勉強姿勢と向き合うことも大事だと思います。

 

全体を通して言えることは、休館日が明けて夏休みも後半に差し掛かってきたこのタイミングが、みなさんの勉強習慣を改善するための最大のチャンスだということです!ここで気合を入れ直し、全力を注ぐことでみなさんの夏休みは最高のものになるでしょう。そのために朝登校の徹底、毎日の勉強のルーティン化など、基礎的な部分を今後も継続していきましょう!

 

担任助手一同、心より応援しています!!

2024年 8月 8日 国語の勉強法!

こんにちは!一年担任助手の小澤です!現在、東京外国語大学言語文化学部中国語科に通っており、中国の言語を中心に文化や歴史、その他言語学などを学んでいます。

さて本日は、国語の勉強についてお話していきたいと思います!生徒の皆さんとお話ししていると、「国語ってどう勉強したらいいの?」「国語の勉強後回しにしてる…。」なんて声をよく耳にします。私自身も受験生時代、現代文がとにかく苦手で苦戦していたのを覚えています。国語って誰しもが避けて通れない重要な科目なんですよね。国語と一口に行っても、現代文、古文、漢文とアプローチの方法は違います。今回は、私の経験も交えながら勉強法をお話しできたらと思います!

 

現代文

現代文は演習と振り返りの繰り返しに尽きると思っています。現代文では、絶対に文章の中に答えがあります。演習するうえで、回答に至るプロセスに根拠が持てるように意識してやりましょう。振り返りのさえに重要なこともプロセスです。回答の正解・不正解よりも、なぜその解答に至ったのか客観的に問題に向き合えていたか見つめ直すのが大切です。記述問題はその延長線上にあると思っています。記述問題では、解答の根拠を見つける力を養うと同時に、それらのポイントを繋げられるような語彙力が必要です。語彙の力は日々の積み重ねで身についていくものだと思うので、知らない単語やいい表現はすぐに自分でも使ってみてものにしましょう。

 

古文

古文の要は単語です。英単語の1800~1900語に比べて、古文単語は300語ほどで十分だと言われています。1日30語でも10日で一周です。ただ、暗記において復習は何がなんでもやらなければならないので、翌日、翌々日の復習もお忘れなく!この夏で漏れの無い完璧な状態に持っていきましょう!!

 

漢文

漢文はとにかく句法を叩き込んでください。問題文を読みながら句法が輝いて見えるくらいまでになりましょう。漢字本来の意味を知識としてみにつけておくのも漢文を解くうえで重要です。重要語は必ず押さえておきましょう!!

 

古文漢文現代文に通じていえることは、演習量がものをいうということです。苦手だという意識がある子は特に、演習を通して自信をつけていきましょう!時間との勝負の」共通テストでは迷っている時間もあとを振り返っている時間もありません!バサッと切り替えて前に進む勇気を持てるように演習をやり尽くしましょう!

個人的イチオシは大問別演習です!かなりたくさん演習材料がそろっているので、ぜひぜひ活用してください!

 

頑張れ!!!

2024年 8月 5日 数学の道標

数学の道標

こんにちは、担任助手1年の中嶋です。早稲田大学基幹理工学部に通っています。大学ではまだ専門的なことは学んでおらず、理工系の素養(数学、物理、プログラミング)を主に学んでいます。

さて、理系受験生や国公立受験生にとって避けて通れないのが数学の勉強ですね。数学は英語と同様に配点が大きくなる傾向にある科目です。めちゃくちゃ大事なんです。では、その数学をいかに勉強していくかについて話していきたいと思います。

ある程度は知識ゲー

極端なことをいえば数学は暗記科目。どれだけ多くの典型問題を自分の知識としてストックできるかにかかっていると言えます。実際、大学にもよりますが、数学の試験において応用力を求められるケースは多くなく、複雑な計算を正確に合わせる力や典型問題を解き切る力の方が大事になります。つまり、演習不足により知識の漏れがあると必ず痛い目に遭います。参考書や模試で解けなかった問題(悪問を除く)は解き直して、必ず自分のものにしてください。おそらく、最初に解けなかった問題は1回解き直したくらいじゃ習得できないでしょう。再び解き直すことで定着を図ってください。

②記述はかけなきゃ無意味(特に難関大学の数学)

数学において大事なのは、結果よりも過程です。論理的なプロセスを通じて導かれた結果でなければ、たとえ結果が合っていても意味がありません。そして、本番の試験ではあなたが出した結果がどのように得られたかを記述し、採点官に見せつけてやらないといけないのです。そのためには普段の勉強から手を動かして、まともな答案を作成する訓練をしなくてはなりません。数学の答案とは途中式を書けばいいというものではなく、日本語を織り交ぜなければそれはただの計算用紙にしかなりません。参考書の解説を見れば、正しい答案の書き方の例がそのまま書いてあるので、あとはひたすら手を動かすのみです。写経の精神です

③求めた答えを吟味せよ

皆さんが苦労して手を動かした結果、ある解答が求められたとします。その答えが妥当であるかどうかをちゃんと確認していますか??たまに確率の問題を(1)から間違えている生徒を見て驚愕してしまいます。もちろん馬鹿にしているわけではなく、(1)の問題くらいなら書き出すこともできれば、nに具体値を代入して確認できるのに、なぜ吟味しないのかと、、、。変数に具体値を代入するなどの簡単なことから自分のミスには気づけるので、普段の演習からそういった意識を働かせることが大切です。

以上のことをまとめると、まずは網羅系参考書(チャートFocus Gold)レベルを頭に叩き込んだ上で、2次試験レベルの典型問題は書いて書いてストックを増やすしか道はありません。

低学年の方は、今のうちにできるだけ学習を進めて高校2年生のうちに基礎を固めましょう。受験生の方は、この夏休みでとにかく演習量を重ねていきましょう。弱点の克服は今のうちです。

がんばれ!!!!!!